今日はバイトも定休日だし、チケットも定価が安いって事で大阪厚生年金会館へ歌舞伎鑑賞教室へ行ってきやした。前回行った4月のに出てた人も出ているけれど演目が変わってたりとちょっと違うので見てみる事にしますた。

せっかく行くので知り合いの方にも挨拶に行こうと楽屋に入れてもらったんですが、ここでハロプロのメンバーも着替えていたのかと思うと・・・。

で、歌舞伎の内容なんですが、前半30分は歌舞伎の事に関しての紹介や、高校生も大勢見に来ているので舞台に上げて籠に乗せたり。前回のは解説を落語家の方がやっていたんですけど、今回は役者の方の解説。会場も歌舞伎専用の舞台ではない為、構造の説明等はそれほどなく、舞台に上げた高校生に体感してもらうみたいな色の方が強かった。
しかし、これだけ高校生が多いとウルサイですね。ザワザワとした感じは否めない。まぁ、高校生の頃に行っていたらσ(゜∀゜ ∬オレもどういう感じで見ていたかは分からないですけどねw

その後10分の休憩をはさみ演目へ。今回は「野崎村」という演目。おおまかに説明するとすれば、

奉公に出ていた久松という男が店の金に手を付けたって事で家に帰される所からはじまって、家には久作という育ての親とお光という娘がいるわけなんですが、それぞれ血は繋がってないわけです。で、久作は帰ってきた久松とお光を結婚させようとしているわけで、お光は嬉しいんですが久松は奉公の時からお染という娘と出来てたわけですよ。お染にも結婚する相手も決まっていたんですけど。
そのお染がいても立っておられず家まで来てしまうわけです。で、なんだかんだあって久松とお染は結婚できないのならば、死のうと心に決定するわけなのね。お光はそれを察してみずから髪を切り、尼になり俗世間からは離れたから二人は結婚すればいい と言う事になるわけです。そういった成り行きをお染の母親が見ており、お光の計らいに感謝するわけです。
久松の金を取ったなどの疑いは晴れて奉公へ戻る事を許されたわけなんですけど、事が事である為二人を一緒に帰すのではなく、お染は船で、久松は籠で別々のルートで戻る。
二人を見送ったお光は強がっていたけれども、二人を見送った後は久作にすがって泣きじゃくった。

と、いうお話なわけです。非常に切ないというか、いいお話でありました。話としてもわかりやすく、鑑賞教室には持ってこいのお話。

これで鑑賞教室は来年春までお預けかな。7月からは松竹座で勘三郎襲名披露だったかな。さすがにこういったのはまだ敷居が高いwチケットも高いw
ちゃんとしたって言うと変だけど普通の歌舞伎はまだ先かな。